ご存じですか?手取川の春の風物詩「スベリ漁」(平成30年度)
手取川 春の風物詩「スベリ(イサザ)漁」を紹介します
5月1日、美川地域の手取川河口でシロウオ(イサザ)を捕る「スベリ漁」を見学させていただきました。
美川地域の地方名でシロウオのことを「スベリ」と呼びます。
このほかにも、地域によってさまざまな呼び方で親しまれているようですが、姿も呼び方も似ているシラウオやシラスとは違う種類の魚です。
毎年、4月1日の解禁日から5月末までの間、手取川イサザ会(北村外志明 会長)の会員約20名が伝統の漁法で漁を行います。
昨年までの2~3年は不漁の年が続きましたが、今年は4月の中旬から昨年の2倍以上の豊漁で、多い日には1升以上もの水揚げがありました。
「スベリ漁」は、竹製の四つ手網を使って行います。
水温が高く、風が穏やかで水が澄んでいる天気の良い日が漁の好条件。
スベリ漁の風景は、手取川の春の風物詩となっています。
スベリ漁の様子です
水面下に仕掛けた四手網を5分ほどの間隔で水から揚げ、かかったスベリをすくい集めます。
ほとんどが自家消費となりますが、5月中旬の「おかえり祭り」ではおもてなし料理として振る舞われます。
スベリのおいしい食べ方は生きたまま酢醤油や三杯酢に付けて食す「躍り食い」のほか、塩ゆでやかき揚げ、すまし汁など様々に楽しめます。
スベリ漁に関するお問い合わせ先
手取川イサザ会 副会長 桶 渡(美川末広町) 電話 090-8269-3207
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