百万塔陀羅尼 附百万塔

ページ番号1009304  更新日 2023年1月10日

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白山市指定有形文化財 歴史資料
百万塔陀羅尼 附百万塔(ひゃくまんとうだらに つけたりひゃくまんとう)

〔所在地〕白山市東一番町12番地
〔所有者〕本誓寺
〔員数〕1巻
〔陀羅尼寸法〕横幀、縦7cm、横23cm
〔百万塔寸法〕木造、高さ23cm、相輪部直径10.5cm
〔指定日〕平成5年3月30日

百万塔陀羅尼の写真
百万塔陀羅尼
百万塔の写真
百万塔

「百万塔陀羅尼」は、奈良時代後期に作られた印刷物です。小塔を作り「陀羅尼経」を納め安置すれば、滅罪と鎮護国家の功徳があるという「無垢浄光大陀羅尼経」の所説により、天平宝字8年(764)に称徳天皇が発願し、百万基の三重小塔を作り、塔身上部筒状の孔に各陀羅尼を納め、宝亀元年(770)法隆寺をはじめ南都十大寺に分置し国の安泰を祈念したものです。「百万塔陀羅尼」は「無垢浄光大陀羅尼経」の根本・自心・相輪・六度の四種の陀羅尼が印刷されています。
本誓寺が収蔵している「百万塔陀羅尼」は、明治31年(1898)に法隆寺より譲り受けたもので、自心印陀羅尼が一行五字で印刷されています。その印刷方法については明らかではありませんが、作成年代が判明している印刷物としては、世界最古のものとされ貴重なものです。

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