ふるさと絵日記第7話「幻想への誘い、文弥人形浄瑠璃・でくの舞」
幻想への誘い、文弥人形浄瑠璃”でくの舞”
雪深い山里・東二口に村人たちの冬の楽しみとして伝わった人形浄瑠璃。
約300年の歴史をもつといわれ、今も毎年2月の第2・第3土曜・日曜に村の人たちの手で演じられています。
東二口の長・三郎太夫が京の都を訪れたときに当時流行していた人形芝居に魅せられて伝えたのが始まりとか。
「文弥節」といわれる哀調を帯びた語りと笛や三味線の音色、使い手によって魂を吹き込まれたかのように舞う「でく」の姿、しばし現代を忘れるような、幻想的な風情が漂います。
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