埋蔵文化財情報(福正寺タカダ遺跡・末松ダイカン遺跡の発掘調査が終了しました)

ページ番号1017734  更新日 2025年11月13日

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小鍛冶跡と思われる焼土痕
焼土痕(小鍛冶跡か?)

 令和7年8月下旬より開始した県営ほ場整備事業に伴う「福正寺タカダ遺跡」「末松ダイカン遺跡」の発掘調査が、令和7年10月末で終了しました。
 今回の調査では、遺構として、竪穴建物や小鍛冶跡を確認したほか、柱穴やピットなども多数確認しました。
 遺物については、甑(こしき)と思われる土師器や打製石斧が出土しました。このほかにも、須恵器などの土器の破片が多数出土しています。
 今後、遺構図面や出土遺物を整理したうえで過去の調査成果と合わせ、本遺跡の変遷や集落の推移について検討を行っていく予定です。報告書の刊行をお待ちください。

出土遺物(土器・石器)
福正寺タカダ遺跡・末松ダイカン遺跡出土遺物(土器・石器)
出土遺物(甑)
福正寺タカダ遺跡・末松ダイカン遺跡出土遺物(甑)
発掘調査の作業風景
発掘作業風景

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