竹松海岸ハマナス群生地

白山市指定天然記念物
竹松海岸ハマナス群生地（たけまつかいがんはまなすぐんせいち）

〔所在地〕白山市竹松町2329
〔指定日〕昭和45年7月22日

群生地は、倉部川（くらべがわ）河口から南西に延びるなだらかな砂丘地にあり、地元から通称五間長山（ごけんちょうやま）と呼ばれています。
ハマナスはバラ科に属す植物で、海辺の砂地にのみ生育・群生し、5月には薄紅色の花が盛りとなり、はなびらは五弁でバラににた芳香を放ちます。やがて7月頃になると、小さな赤い実を結びます。
竹松町の群生地は日本の南限に近く位置しており、大正15年（1926）に石川県が実施した天然記念物調査では、県内最大規模を誇っていたようです。

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