木造 十二神将立像
白山市指定有形文化財 彫刻
木造 十二神将立像(もくぞう じゅうにしんしょうりゅうぞう)
〔所在地〕白山市白峰ロ165番地
〔所有者〕八坂神社
〔指定日〕昭和39年2月21日
八坂神社は江戸時代まで牛首社と称し、牛頭天王とその本地仏である薬師如来を祀っており、十二神将は、薬師如来の脇侍として安置されていました。12体はいずれも一木造で、このうち8体がヒノキ材で像高は53cm、かなり摩耗が激しく、両腕、袖、足部、台座は各体ともに後補を受けていますが、体躯はずんぐりとして背が低く、彫りが浅く、動的な表現を抑えた重厚な姿態をもつ点が、平安末期から鎌倉初期にかけての地方作に通有の様式を有しています。他の4体は松材の一木造で像高が56cm、やや時代が下る作品であると思われます。
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