乾漆造 阿弥陀如来坐像

ページ番号1002336  更新日 2022年2月15日

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写真:浄土寺の阿弥陀如来坐像

白山市指定有形文化財 彫刻
乾漆造 阿弥陀如来坐像(かんしつづくり あみだにょらいざぞう)

〔所在地〕白山市安吉町27番地 浄土寺
〔指定日〕昭和40年7月6日

浄土寺は天文20年(1551年)に、安吉城主であった大窪源左衛門によって創建されました。
像は無銘のため、作者や制作年がわかりませんが、技法に表れる玉眼造や、相好の写実的表現、蓮華座の様式から鎌倉期のものと推定されています。また偏袒右肩、上品下生の来迎印などに定朝様式がうかがわれます。
顔面の両瞼部、頤部に脱疱状があるのは、下塗の漆が離脱して疱状となったものであろうといわれています。その他中指の先端に折傷がある程度で、他に欠点はありません。
乾漆彫刻は、奈良から平安初期までが全盛で、以後ほとんど造られませんでしたが、奈良復古への気運にのって鎌倉期にもまた乾漆像が造られるようになったもので、作家は定朝派の系統につながる中央仏師とみられています。

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