平成27年度「市長への提案」回答 生活・安全

ページ番号1004223  更新日 2022年2月8日

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「農業用水を利用した発電」について
「マルチコプター『ドローン』の活用研究プロジェクト」について

提案 農業用水を利用した発電について

白山市には多くの農業用水があります。これを利用して、発電をしたらどうでしょうか。
イカダ式で浮かしておけばいいでしょう。ただし水車式では音がうるさいのでスクリュー式を使えばいいでしょう。水がもったいない。

回答(平成27年6月2日)

水力発電をはじめとする再生可能エネルギーは、二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギーとして注目されております。
特に、手取川の恩恵を受けている白山市は水力発電を行う潜在的な能力を持っているとされ、現在、河内町の直海谷川において民間企業による水力発電所が建設中であり、本年末に完成し稼働する予定と聞いております。
ご提案の農業用水を活用した水力発電に関しましては、建設コストに見合った発電量が見込めないこと《安定した水量を見込めない(渇水時の水量減)》や、水利権が発生することなどから、市として現時点での設置は困難であると考えております。
今後、水利権に関する法制の緩和や、国等の補助金の有無、技術革新の状況について注視してまいりたいと考えておりますので、ご理解願います。

【問い合わせ/環境課 076-274-9538】

提案 マルチコプター『ドローン』の活用研究プロジェクトについて

ドローンを悪用した事件もありますが、適正な利用の議論も盛んです。今後の世の中を大きく変える可能性を秘めたドローンは大きな注目を集めています。白山市がどこの市町村の先陣を切って、このドローンの安全で有効な活用法を「調査研究プロジェクトチーム」を立ち上げで、注目を集める市になったら良いと考えます。
山間部の土砂崩れの現場の現状把握にも有効ではないでしょうか。

回答(平成27年6月2日)

小型の電動無人ヘリ「マルチコプター」は災害救助や施設点検、防犯など様々な分野で急速に導入が進んでいるところであります。特に防災面では、災害発生時に上空から写真や動画で被害状況の把握などの活用を検討する自治体も増えております。
その一方でご承知のとおり、墜落による事故や悪用など、活用と規制について社会問題となっています。
本市におきましても、このマルチコプターの有用性に着目しており、特に山ろく部では、土砂崩れなどによる集落の孤立化が懸念されることから、万が一の災害時に被害状況の把握など活用ができないか、調査・研究しているところでありますが、複雑な地形や障害物、風などの条件下で安全に飛行させるためには、相応の訓練を要することや、電波の到達範囲が約1キロメートル以下という現性能から、山間では通信障害など課題もあると認識しています。
ご提案の「調査研究プロジェクトチーム」の立ち上げは、現段階では考えておりませんが、今後、技術面での安全機能の具備をはじめ、性能の向上を注視しながら、研究したいと考えています。

【問い合わせ/危機管理課 076-274-9536】

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