白山火山について

ページ番号1001853  更新日 2022年6月17日

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白山は活火山です

1 白山火山防災計画について

火山噴火予知連絡会が「火山防災のために監視・観測体制の充実等が必要な火山」として47火山(※令和4年4月1日現在で50火山)を選定し、白山はそのうちの1つであることなどから、平成25年3月に国や石川・岐阜2県の関係機関等で構成する白山火山防災協議会(同年11月には福井県も新たに参画)が発足しました。
平成27年6月29日に開催された第4回白山火山防災協議会において、想定される火山現象(噴火シナリオ)、噴火警戒レベルを設定し、それに応じた具体的な防災対応(レベル1~5)、火山監視体制等を踏まえた白山火山防災計画が承認されました。

令和2年3月には、白山に関する調査研究により新たな知見が得られ、国で新たなシュミレーション(中規模噴火)を実施したことから、噴火シナリオの見直しを行い、令和4年3月29日に開催した第11回白山火山防災協議会において、白山火山防災計画の修正が承認されました。

2 白山の火山活動が活発化した場合の避難計画について

国では、御嶽山の噴火災害を受け、平成27年12月に活動火山対策特別措置法を改正し、避難計画を含む警戒避難体制の整備を行うこととされ、平成28年2月には、石川県・岐阜県・白山市・白川村の2県2市村が白山における火山災害警戒地域に指定されました。
そして、白山火山防災協議会構成機関と協力し、白山市及び白川村で策定を進めておりました避難計画については、平成29年3月15日に開催された白山火山防災協議会において承認されました。

令和4年3月、噴火シナリオの見直しにより、一部修正しました。

3 白山の噴火災害に備える【噴火警戒レベル4、5の場合】(白山市版)

白山市では、噴火警戒レベル4、5の場合(積雪期における融雪型火山泥流を想定)に備え、「白山の火山活動が活発化した場合の避難計画」を基に下記冊子を作成しました。

4 噴火警戒レベルの運用について

白山火山防災協議会の合意に基づき、気象庁が設定し、平成27年9月2日13時より、運用が開始されました。(下図参照)
※現在の噴火警戒レベルについては次のリンクをご覧ください。

注)想定火口域は、山頂火口部(御前峰~大汝峰付近)をいう。

  • 居住地域まで影響が及ぶことが予想される場合(噴火警戒レベル4、5)は、噴火警報(特別警報)で発表されます。
  • 白山の噴火シナリオにおける噴火シミュレーションでは、積雪期の白峰地区及び吉野谷地域の一部(非居住地域)に、融雪型火山泥流が到達または切迫すると想定しています。(噴火警戒レベル4、5の場合)

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