「千代女の里」「あさがおのまち」白山市

ページ番号1003077  更新日 2022年2月8日

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千代女について

「朝顔や(に)つるべとられてもらひ水」の句で広く知られる加賀の千代女は、元禄16年(1703)に加賀国松任(現白山市内)の表具師の娘として生まれました。
松尾芭蕉の「おくのほそ道」の旅の後、とりわけ盛んになった北国の俳諧の伝統を受け継ぎ、幼年期から俳諧をたしなんだ千代女は、芭蕉門下の各務支考(かがみしこう)にその才能を認められ、生涯にわたり句作にはげみました。そして、宝暦13年(1763)には、加賀藩の命により朝鮮通信使使節の贈答物として、千代女が21句の俳句をしたためた掛物と扇子を納めるなど、俳句による国際交流の先駆けをはたしています。

市の花「あさがお」(平成19年11月3日制定)

写真:市の花「あさがお」


俳人加賀の千代女の代表区である「朝顔や(に)つるべとられてもらひ水」は、日本はもとより、広く海外にも知られています。
そのゆかりある朝顔は、清楚にして優雅に咲き、古くから家の庭先で栽培されるなど市民に親しまれ、栽培普及がしやすい花であり、市の花に制定しました。

資料

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