国際フレンドシップアート展2011　最優秀作品

優秀作品 Special Commendation Art work 2011

各都市から1点づつ、優秀作品7点が選ばれました。　選者：画家　西のぼる先生

白山市　Hakusan, Ishikawa, JAPAN

藤井　陵汰　Ryouta Fujii
白山市立広陽小学校5年
「花見」

静岡県藤枝市　Fujieda, Shizuoka,JAPAN

加藤　瑚奈　Kona Katou
藤枝市立青島東小学校3年
「富士山見えるお茶畑」

中国 江蘇省りつ陽市　Liyang, CHINA

呉　一
りつ陽市　実験小学校　9歳
「美しいふるさと-天目湖」

オーストラリア ペンリス市　Penrith, NSW, AUSTRALIA

オリビア・アリアンソン
Olivia Alianson
セントクレール高校8年
St Clair High School 8th grade

アメリカ コロンビア市　Columbia,Mo, USA

ゾーイ・マクダーミット
Zoie McDermit
ヒックマン高校　16歳
Hickman high school
「ユニーク」

ドイツ ラウンハイム市　Raunheim, GERMANY

クリスティアン・エーダ
Christian EDER
アンネフランク総合学院 11歳
Anne-Frank-Schule

ウガンダ　エンテベ市　Entebbe,Uganda

ナキンツ・ファイマ
Nakintu Faima
アガリアワム小学校7年
「伝統の服」

講評 Message from Artist Noboru Nishi

毎年、白山市「国際フレンドシップアート展」で世界の子供達の作品に出会えるのを楽しみにしている。
今年も又、7ヶ国124点の作品が寄せられた。風土も文化も国情も全く違う国から、海を越えて手元に届いたのかと思うと心が熱くなる。
美しいものに感動し表現しようという喜びは世界共通であり絵画は、音楽同様翻訳なしでダイレクトにその心が伝わってくる。
作品の優劣は、そう簡単につけられるものではないが、自分自身の心にどれだけ「誠実」に向き合って描かれているかも評価の一つとさせてもらった。誠実な作品は、それ自体が輝いていて選ばれるのを待っていたような気がする。
今年、日本は東日本大震災で多くの尊い命が失われた。連日の報道で心を痛めた子供達も多かったと思う。日本の子供達の絵に変化の兆しがあったのは、もしかしたらそのせいかもしれない。

画家　西　のぼる

西 のぼる先生（画家） Profile

1946年石川県珠洲市生まれ。重厚でかつ明るい独特の作風で、数々の歴史小説の装画、挿絵を手がける。
1993年第2回日本文藝家クラブ大賞（美術部門）受賞
1994年著著「さし絵の周辺」出版、1997年珠洲市文化功労賞受賞
1999年共著「能登の細道」出版。石川テレビ賞受賞
2001年講談社出版文化賞受賞。松任市文化産業賞受賞
2002年共著「加賀の細道」出版。草鞋之会の一員
石川県白山市在住