郷土料理作り体験

ページ番号1017971  更新日 2025年12月23日

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 令和7年12月16日(火曜)、17日(水曜)に石川県立松任高等学校で白山市食生活改善推進協議会の皆さんを講師に迎え、2年生と3年生が白山市の郷土料理作りを体験しました。今回は16日(火曜)に3年生5名がフードデザインの授業で郷土料理作りを体験した様子をご紹介いたします。
 今回の郷土料理作りでは、えびす、はす蒸し、笹寿しを作りました。
 えびすは、金沢市ではべろべろとも呼ばれており、溶き卵が入ったしょっぱい寒天で、お祭りなどの行事に限らず、年中おかずとして食べられているそうです。
 はす蒸しは、すりおろしたレンコンを蒸しあげたものにあんがかかった料理です。生徒たちは一生懸命、レンコンをすりおろしていました。
 笹寿しは、お祭りなどの行事の際に白山市全体で作られており、山から海まで市域が広い白山市では、地域によって合わせる具材が変わってきます。海に近い美川地域では魚が、山に近い地域ではお揚げが使われるそうです。今回はお揚げを使った笹寿しに挑戦しました。小さな丸いおにぎりを丁寧に作る様子や慎重にエビやゴマなどをのせる様子、集中しながら笹で包んでいる様子が印象的でした。

郷土料理作り1

郷土料理作り2

郷土料理作り3


 笹寿しと聞くと寿司桶を使って作るのが昔からの作り方だと思いますが、今回は寿司桶がなくてもお重で作れることを学びました。
 生徒たちからも今回の体験全体を通して「こんなに簡単に作れると思わなかった!」といった感想を聞くことができました。そして、郷土料理と聞くと難しいイメージがありますが、郷土料理を作ってみて初めて分かったこともあったようです。今回の経験を機に地元の郷土料理に少しでも興味を持ってくれると嬉しいです。
 私たちも地元の食文化を次世代に伝えていきたいと思います。

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