令和6年度「市長への提案」回答 生活安全 防災
災害時のペットとの避難について
提案 災害時のペットとの避難について
日頃はお世話になりありがとうございます。
この度の能登半島地震の際ペット連れの人が避難所に入れないと言う事がありました。
今現在も車中避難されている方もいらっしゃいます。珠洲市と輪島市でもその対応は大きく違ったと聞いています。
ペットとの避難について国の指針は同行避難となっています。
しかしながら同行した先で入れない、入れたとしても肩身の狭い思いをして過ごさなくてはならないというのは同じ被災者であるのにこれには違和感を感じます。
避難所運営は市区町村に任されていると言う事。
まずは人と言うのも存じてはおります。けれどペットを飼っているのも人であり、ペットは家族であり離せないと言うのが思いです。
無論、動物が嫌いだったりアレルギーの方への配慮の必要性も充分理解しております。
それでも災害時、ペットと飼い主の精神衛生の上においても同室、同伴避難は必要だと私は思っております。
白山市、白山市長として災害時ペット連れの避難については現在どのようにお考えであるのかを知りたいと思っております。
ご返答よろしくお願い致します。
回答
この度は、ご提案いただき、ありがとうございます。
災害時におけるペットとの避難について、本市では、ペットと一緒に避難していただく「同行避難」を基本としており、避難所開設時にはすべての避難所で屋外にペット飼育スペースを設けるよう避難所の利用計画を定めております。
ペットと人(飼い主)が同じ部屋で過ごす「同伴避難」については、ご指摘のとおり、動物が苦手な方やさまざまなアレルギーをお持ちの方への配慮が必要なため、本市の避難所では難しいのが現状であると考えております。
しかしながら、ペットが理由で「避難しない」または「逃げ遅れる」ということは、あってはならないため、今回の令和6年能登半島地震においては、輪島市から受け入れたペット同伴の広域避難者については、市内のペットと一緒に入室可能な宿泊施設に避難していただきました。
このようなことから、民間の宿泊施設や動物病院、ペットショップ、ペット専門学校などの協力を得ながら、ペット連れの方が安心して避難していただけるよう、体制の構築を図ってまいりたいと考えております。
※その後の動き
・令和6年9月19日 学校法人国際ビジネス学院と「ペット同伴避難所に関する協定」締結
・令和7年1月22日 上記協定に基づき、ペット同伴避難所開設訓練を実施
【問い合わせ/危機管理課 076-274-9536】
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