チャドクガ
1.発生時期・場所
発生時期
通常、5月から6月(第1化期)と8月から9月(第2化期)にかけての年2回発生します。
発生場所
ツバキ、サザンカ類を好みます。
ふ化した幼虫は、葉に群生しています。成長すると分散します。
2.毒性・被害
人の肌に毒針毛(白い小さな毛)が触れると、激しいかゆみと発疹が出ます。
集団で樹木の葉を食い荒らし、放置すると周囲の樹木まで丸坊主にしてしまうことがあります。
3.防除方法
分散前
卵が産み付けられた葉を除去することが一番効果的です。
ふ化した幼虫は、葉に群生しています。枝葉ごと切り取って駆除してください。
作業を行う場合は、手袋とマスクをし、長袖長ズボンの作業衣を着るなどして、卵や幼虫に触れないように注意してください。
分散後
薬剤を散布して防除します。
散布の際には、使用方法を守り、飛散に注意して、人や動物、作物、洗濯物などに危害が及ばないように注意しましょう。
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薬剤散布時の注意点
(薬剤の散布前に必ずお読みください。)
<防除のポイント>
被害を抑え、薬剤の使用を最小限とするためにも、分散前での早期発見、早期対処が効果的です。
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