クマに注意しましょう
白山市内ツキノワグマ出没情報
クマは山里だけでなく、川沿いを移動し、市街地に出没する場合もあります。また、早朝、夕暮れ時は特にご注意ください。
クマに遭遇しないために注意しましょう!
人里へクマを近づけないために
クマは奥山だけでなく、人里でも出没しています。
クマの特徴を把握し、地域全体で対策を行い、人里へ近づけないようにしましょう。
ツキノワグマの特徴
- 体長 100~145センチ(幼獣40~100センチ)
- 体重 40~130キログラム
- 視力 あまり良くない。
- 聴力 非常に優れている。
- 嗅覚 人の気配もにおいで識別でき、遠くのにおいもかぎつける。
- 活動範囲 成獣になると30~70km2の活動範囲をもっている。
予防策
- 生ゴミを放置しない
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家の外に生ゴミを捨てたり、放置しないようにしましょう。
ゴミをクマに食べられないよう、ゴミ箱の管理にも気を付けてください。
- ゴミは持ち帰る
- キャンプや登山、釣りなどで出たゴミは、必ず持ち帰りましょう。
山野にある墓地の供え物も、持ち帰りましょう。 - 果実を収穫する
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カキ、クリ、ギンナンなどの果実は、クマの大好物、放置せずに早めに収穫しましょう。
不要な樹木は伐採しましょう。
- ヤブを下刈りする
- クマは身を隠すヤブがあると、人家近くでも隠れていることがあります。ヤブや林内を下刈りし、明るくしましょう。
- 納屋等の戸締り
- 家や車庫、納屋等の戸締りをしっかりしましょう。
音で人の存在を知らせましょう
山林や山里に入るときは、鈴やラジオなど音が鳴るものを身に付け、人の存在をクマに知らせましょう。
基本的に臆病な動物なので、音を鳴らすと、遭遇する確率が確実に下がります。
早朝・夕暮れは特に注意
朝夕はクマが活発に活動する時間帯です。餌探しに夢中になって人間の接近に気づきにくくなっていることもあり、十分に注意しましょう。
クマに遭遇したら!
大声を出さず、落ち着きましょう。背中を見せて逃げず、クマを見ながらゆっくりと後退しましょう。コグマがいても近づかないようにしましょう。(すぐそばに母グマがいる可能性があります。)
クマが市街地や出没した場合の対応について
現場本部の設置について
市街地でクマが出没し、緊急捕獲や緊急銃猟等が必要な場合は出没箇所付近に現場本部を設置します。
設置後のお問い合わせや情報発信は下記のとおりです。
- クマを目撃した場合
追跡、捕獲のため森林対策課076-272-196までお電話にて情報提供をお願いします。
(目撃時刻・目撃場所・目撃数・進路方向・クマの大きさなどをお聞きします。)
- 出没後の状況などを確認したい場合
情報を一元化し、最新情報を白山市メール配信サービスおよび白山市公式LINEにて随時発信します。 (電話などでのお問い合わせは、現場対応に支障を来たすおそれがありますので、自粛にご協力ください。)
- 報道機関の取材等について
現場本部にて対応いたします。(電話でのお問い合わせは受け付けできかねます。現場本部の位置をお伝えしますので、直接お越しください。)
緊急銃猟へのご協力について
鳥獣保護管理法の改正に伴う「緊急銃猟制度」が令和7年9月1日から施行されました。「緊急銃猟」とは危険鳥獣(ヒグマ、ツキノワグマ、イノシシ)が出没した際、以下4点の条件全て満たした場合に市の判断で捕獲できる制度です。
- クマ等が人の日常生活圏に侵入していること(侵入するおそれが大きいことを含む。)
- クマ等による人命または身体への危害を防止するため、緊急に対応が必要であること。
- 銃猟以外の方法では的確かつ迅速な捕獲等が困難なこと。
- 住民や第三者に銃弾による危害を及ぼすおそれがないこと。
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このページに関するお問い合わせ
産業部森林対策課
〒920-2192 鶴来本町四丁目ヌ85番地
電話:076-272-1965 ファクス:076-272-2752
産業部森林対策課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。