地産地消とは?
あなたは「地産地消」という言葉を知っていますか?
地産地消について一緒に考えてみましょう!
私たちの白山市には、お米をはじめ野菜、果物や水産物も豊富です。
「旬の時期に旬のものを食べる」ことが、最も健康に良いことです。
そして、フードマイレージ(※)という観点からも地球環境に優しいことです。
地産地消が進めば、地域の農林水産業も活性化します。
地産地消を進めることは、私たち自身の健康の向上ばかりか、地域を活性化させることにつながります。
1 地産地消とは?
「地産地消」とは、「地場生産−地場消費」を略した言葉で、地域で採れた新鮮で安心できる農林水産物を、できるだけ地域で消費しようとする意味で使われています。
地域内で生産された農林水産物が、地域の中で流通し、消費量を増やすだけでなく、農林水産物の流通の中に、生産者と消費者との「顔が見える」コミュニケーションが生まれ、生産者に対する信頼感や、農林水産物に対する安心感が築かれるなど、生産者と消費者との距離を近づけ、結びつきを強めることを言います。
市民一人ひとりが自らの「食」を考え、「食」に対する関心を高めながら地元の食べ物を意識していただきたいと思っています。
2 地産地消の目ざすもの?
近年、輸入農産物の増加、農薬問題、更には遺伝子組み替え食品などにより、食に関する県民の関心が高まっています。「食」は生命の源であり、健康に密接なかかわりを持っていますが、この「食」を支えるのは「農業」です。
地産地消運動は、「地場産品の消費拡大運動」という面だけではなく、「健全な食生活の実現」や「地域の環境保全」、「伝統的な食文化の継承」、「子ども達への「食」教育」など、いろいろな役割を持っています。
「食」と「農」を結び付け、市民一人ひとりが農林水産業を支えることによって、豊かで健康的に暮らせる「白山市」にしていくことを目標にしています。
3 地産地消の効用は?
- 農家「作る人」と消費者「食べる人」の距離が近いということは、
- 新鮮で栄養価の損なわれない農産物を市民に提供できる。
- 食材に対する安心感が高い。
- 食を絆とした消費者と生産者の信頼感が築かれ、作り手である農家のやる気や誇りが高まる。
- 食品加工や流通・販売業界の活性化が図られる。
- 地域の食文化の見直しや子ども達への食の教育が進めやすい環境となる。
- 加工業界や外食産業等で地域の食材を使用することは、
- 「白山市産=安心、良質、地元産」という付加価値のある商品、メニューが提供できる(業界の活性化)。
- 地元農家との安定した取引が可能になり、安定した生産加工が期待できる。
- 学校給食で地場食材を使用することは、
- 子ども達の「食」、地域の「食」に対する興味が高まる(食育が進めやすい環境)。
- 好き嫌い、食べ残しが減る。
- 地域の食文化の伝承し易い環境など、
「食」を通じて市民全体・地域全体が元気(活性化する)になることが期待されます。
※フードマイレージ
食料を輸送するには、燃料(エネルギー)の消費が必要である。
食料を輸入してから、消費者の口に入るまでに、食料がどれくらいの距離を運ばれてきたのかを数字で表したのが、フードマイレージです。
4 あなたも今日から始めてみませんか?
- 毎日の買い物は…
店頭に並んでいる農産物の中から、地元産の表示があるものを購入してみませんか?
地元産物の消費が拡大され、店頭に地元産物が今まで以上に並び、買い求めやすくなります。 - ちょっと足をのばして…
直売所で地元産物を購入してみませんか?
顔の見える生産者と消費者の関係ができることなどによって、地元産物への信頼につながります。 - お世話になった人や親しい人に…
地元産物を贈り物などに使ってみませんか?
多くの地元産物の中から選ぶ楽しさがあります。また、贈られた人にこの地域を理解してもらうことにつながります。 - 市内の名所や観光地を訪れて…
地元産物や郷土料理を探してみませんか?
さまざまな味や体験、特産物などに出会い、白山市の新たな魅力を発見することが期待できます。
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このページに関するお問い合わせ
産業部地産地消課
〒924-8688 白山市倉光二丁目1番地
電話:076-274-9522 ファクス:076-274-4177
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