隅谷 正峯(すみたに まさみね)略年表
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大正10年
- 1月24日 石川県石川郡松任町辰巳町(現白山市辰巳町)に生まれる。
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昭和13年(17歳)
- 石川県立金沢第一中学校(現金沢泉丘高等学校)卒業。
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昭和16年(20歳)
- 立命館理工機械工学科を卒業。
在学中、日本刀剣研究部を創設し、そのリーダーとして日本刀の制作・研磨法を研究する。
卒業と同時に立命館日本刀鍛練研究所に入所、桜井正幸師に師事する。 -
昭和17年(21歳)
- 広島県尾道市原田町の興国日本刀鍛練所に移り、独自の作刀研究にはいる。
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昭和20年(24歳)
- 終戦後、実家に帰り家業の醤油製造業に就く。
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昭和29年(33歳)
- 文化財保護委員会より美術品として日本刀制作を許可される。
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昭和31年(35歳)
- 自宅に日本刀鍛練所「傘笠亭」を新築し、火入式を行う。
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昭和32年(36歳)
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新作刀技術発表会に入賞。以後、39年まで連続入賞。
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昭和39年(43歳)
- 北国文化賞受賞、松任町無形文化財指定を受け、松任町顕彰者として表彰される。
伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀、玉纏御太刀三尺五寸を制作奉仕。 -
昭和40年(44歳)
- 新作名刀展において名誉会長賞並びに最高賞である「正宗賞」を併受
日本刀鍛練所「両山亭」を新築し、火入式を行う。 -
昭和41年(45歳)
- 新作名刀展において連続して「正宗賞」を受賞、毎日新聞社賞を併受、新作名刀展無鑑査及び審査員となる。
伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀、二尺六寸を制作奉仕。 -
昭和42年(46歳)
- 石川県無形文化財に指定される。
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昭和43年(47歳)
- 東京銀座松坂屋デパートにおいて第一回個展を開催する。
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昭和44年(48歳)
- 伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀十振を追加制作奉仕。
東京新宿伊勢丹デパートにおいて第二回個展を開催する。 -
昭和47年(51歳)
- 小型タタラによる自家製鋼法を開発し、その技術を公開指導する。
第一回薫山賞を受賞。 -
昭和49年(53歳)
- 新作名刀展、「正宗賞」(3回目)を受賞。
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昭和50年(54歳)
- 正倉院刀子制作研究に入る。
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昭和52年(56歳)
- 東京新宿三越百貨店において、刀子、共柄及び小刀の個展を開催する。
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昭和54年(58歳)
- 上古刀の地鉄及び象嵌技法の研究に入る。
パリで開催された「日本の甲冑と武具展」に槍「日本号(写)」を出品。 -
昭和56年(60歳)
- 4月20日 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
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昭和59年(63歳)
- 紫綬褒賞受賞。
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昭和60年(64歳)
- 正倉院の刀子外装に現存する技術である象牙の染色及び發鏤の研究に入る。
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昭和61年(65歳)
- 東京日本橋三越本店において、發鏤鞘刀子などの小品展を開催する。
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昭和63年(67歳)
- 松任博物館に「刀剣作家隅谷正峯特別展示室」を開設。
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平成2年(69歳)
- 天皇陛下即位の大礼の宝刀を制作する。
大英博物館「日本刀展」において講演する。 -
平成3年(70歳)
- 秋篠宮眞子内親王殿下の守り刀を制作する。
財団法人佐野美術館において「人間国宝隅谷正峯展」を開催する。 -
平成4年(71歳)
- 石川県立美術館において「人間国宝隅谷正峯展」を開催する。
伊勢神宮式年遷宮御神宝太刀を制作拝命。 -
平成5年(72歳)
- 勲四等旭日小綬賞を受賞する。
皇太子妃雅子殿下の守り刀を制作する。
松任博物館において「隅谷正峯一門展」を開催する。 -
平成6年(73歳)
- 秋篠宮佳子内親王殿下の守り刀を制作する。
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平成7年(74歳)
- 警視総監特別賞として短刀制作贈呈。
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平成10年
- 12月12日逝去 享年77歳。
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