中川 一政(なかがわ かずまさ)略年表

ページ番号1002801  更新日 2022年2月8日

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写真:中川一政画伯

明治26年

2月14日、父政朝(金沢の刀剣鍛冶、松戸家より出る)、母すわ(現白山市相川新町、清水家に生まれる)の長男として、東京本郷区西片町に生まれる。

大正3年(21歳)

北村亮造氏よりニュートンの絵具を贈られ、初めての油彩画『酒倉』を描く。巽画会展に『酒倉』を出品し、岸田劉生の目にとまり入選。

大正4年(22歳)

岸田劉生を訪れる。草土社結成。武者小路実篤、志賀直哉、長與善郎らを知る。

大正8年(26歳)

現在の白山任市相川新町清水家にしばらく滞在し、肖像画、風景画等を描く。

大正9年(27歳)

初めて、神田で油彩の個展を開く。

大正11年(29歳)

石井鶴三、木村荘八、岸田劉生、椿貞雄らと共に春陽会の客員となる。

大正12年(30歳)

伊藤暢子と結婚。

大正14年(32歳)

訳書『ゴオホ』を出版

昭和2年(34歳)

現在の白山市北安田町明達寺の住職、暁烏敏著『釈迦基督その他』の装丁をする。

昭和6年(38歳)

初めて麹町で、水墨画の個展を開く。

昭和12年(44歳)

小川芋銭、菅楯彦らと墨人倶楽部を結成。

昭和18年(50歳)

京都南禅寺無隣庵において、石井鶴三・中川一政水墨展を開く。

昭和24年(56歳)

神奈川県足柄下郡真鶴町に画室を建築。

昭和33年(65歳)

光琳生誕300年記念展覧会が北京で開催され、団長として中国を訪問。

昭和35年(67歳)

長與善郎・中川一政・武者小路実篤・梅原龍三郎四人展を開く。『漁村凱風』が全国知事会から東宮御所に献納される。

昭和36年(68歳)

歌会始の儀が、皇居内仮宮殿の西の間で行われ、召歌を詠進。

昭和37年(69歳)

ミュンヘン市立博物館において、現代日本美術に関する講演を行う。

昭和38年(70歳)

中国で開催された日本現代油絵展の画家代表団の団長となり、中国を訪問。

昭和40年(72歳)

ソ連文化省の招待で、同国美術演劇事情を視察した後、欧州9カ国を巡る。

昭和45年(77歳)

妻暢子、死去。

昭和49年(81歳)

パリで個展を開く。

昭和50年(82歳)

中国文化交流使節日本美術家代表団名誉団長として中国を訪問。
文化勲章受章。

昭和59年(91歳)

東京都の名誉都民となる。

昭和61年(93歳)

松任市(現白山市)の名誉市民となる。
10月10日、松任中川一政記念美術館開館。

昭和62年(94歳)

美術館別館開館。中川一政の周辺特別展が行われる。

昭和63年(95歳)

北國新聞に「独行道(卒寿をこえて)」を連載する。

平成元年(96歳)

アトリエのある神奈川県真鶴町に、真鶴町立中川一政美術館が開館する。

平成2年(97歳)

現代日本絵画巨匠二人展〜奥村土牛・中川一政をパリ市立カルナバレ博物館にて開催する。9月、中川一政文庫開設。
中川一政特別展が行われる。

平成3年

2月5日、病気のため死去。97歳

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