移住者の声Vol.21 藤ノ木 光さん、藤ノ木 美希さん

ページ番号1016683  更新日 2025年6月11日

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クロスカントリーで地域を盛り上げたい!
白峰地域在住(2025年5月9日 取材)

写真:夫婦のツーショット

藤ノ木 光(ふじのき ひかり)さん 新潟県出身
藤ノ木 美希(ふじのき みき)さん 新潟県出身

2025年3月 白山市に移住

移住を考えたきっかけは?

光さん:私たちの移住のきっかけは特殊なんですが、私も妻も以前はクロスカントリーの競技者をしていました。私は東京都の企業で6年、妻が三重県にある企業で4年、プロとして活動を続け、それぞれの引退後に結婚して、それからしばらくは東京で生活していました。
引退後は会社員として暮らしていたんですが、元々田舎に住みたいという願望があり、また、スキーに携わる仕事をしていきたいなと考えていたんです。

二人で受賞する写真

写真:スキー競技で優勝する光さん

スキーをする美希さん
光さんは全日本選手権を3連覇、美希さんは北京オリンピックに出場するなど、華々しい記録を残しています。

そんな時に大学時代の先輩に白峰を紹介され、スキーのチームの立ち上げをしてみないかと提案されました。白峰には友達もいたので白峰には何回か訪れたことがあり、とてもいい場所だと知っていましたし、新しいことを始めるのは面白そうと思い、妻に相談してみたんです。

美希さん:白峰はクロスカントリーの競技場もあるので知ってはいましたし、まわりからもいい場所だと聞いていました。夫が以前からスキーに携わりたいという話は聞いていましたが、突然移住の話を聞いたときは驚きました。なにはともあれどんな場所なのかいろいろと知る必要があると思い、白峰に実際に行ってみようと考えました。
 

移住する前の白山市の印象はどうでしたか

光さん:そもそも白峰という場所は知っていたんですが、白山市の印象というのは具体的にはなくて、東京にいた時点だと石川県はやっぱり能登半島の印象が強く、日本海側の遠い場所ってイメージが強かったんです。実際、石川県に行こうと思ったら新幹線もありましたし、思っていたよりもすぐに行ける場所なんだなと思うようになりました。

美希さん:自分たちも出身はもともと新潟県なので、住むのは都会じゃないといけないという意識もなくて、むしろ都会にこれからもずっと住んでいくとなると人込みも多いですし少し心配な部分もあったんです。それと比べて白山市は適度にゆったりしている印象で、地方都市である金沢市にも近いので、都会と田舎のいいとこどりができるバランスのとれた市だと感じました。

光さん:最終的に白峰に移住を決定しましたが、調べて実際に今住んでみると、松任地域など、平野の部分もとても魅力的に感じます。車で移動すればわりとすぐに金沢に行けますし、北陸最大級のイオンモールや近隣の野々市市にはコストコもあるので必要なものは東京と変わらず揃えられます。市全体として利便性に関してはとてもよい地域だと思いますね。個人的にはちょっといけば山に行けてちょっといけば海に行けるという立地もいいですね。一時期キャンプにもはまっていたのでアウトドアが好きな人にも魅力だと思います。
 

写真:松任駅周辺
松任地域
写真:白峰地域
白峰地域

白峰地域を訪れた時の印象はどうでしたか

美希さん:白峰を訪れた時に思ったのは、こんな場所が知られていなかったなんて!ということです。家々の外観は統一されていて、集落の中央には温泉もあって、こんなにきれいな場所だとは思いませんでした。

光さん:景色もですが、そこに住んでいる人達も素敵な人たちでした。初めて訪れたとは思えないほど、皆さんがフレンドリーで、温かみのある方々ばかりだったんです。
例えば、白峰に住むことを決めて住む場所をどうするかが問題の1つだったんですが、職場の人が知人に相談してくれて、今の物件を借りることができました。私たちのことを自分事のように考えてくれて、白峰全体で私たちを受け入れてくれているように感じました。

美希さん:夫の知人もいたこともあって、地域の皆さんはとても気兼ねなく接してくれました。懐の深さというか、声をかけてもらえる時も探っているような感じじゃなくて、親身になって対応してくれている人ばかりで嬉しかったですね。

写真:白峰地域を散策する二人

白山市で今後はどんなことをしてみたいですか

光さん:一見不便ではあるんですが、白峰地域は田舎としてすばらしいブランドを持っているように感じています。変わった表現になりますが、この場所に来ようと思わないと来ない土地だからこそ、ここにしかない魅力が知られていけば一住民として嬉しいなと思います。
スキーのチームを立ち上げることができれば、それによって若い人も集まってくると思います。雇用の増加にもつながりますし、スポーツの力で地域を盛り上げる一助になれるんじゃないかなと考えています。

美希さん:自分たちのことだと、まだ来たばかりなので地域の日常に溶け込んでいきたいと思っています。地元の人々から、鶴来地域の「よらんかいねぇ広場」は地元の農産物や海産物がたくさんあっておすすめと聞いたので、近いうちに行ってみたいです。

移住を検討している人々へひとことお願いします

光さん:時代背景的に転職やリモートワークも増えているので、今後ますます移住を考えている人は増えていくんじゃないかなと思います。自分たちのように白峰に来たいと思える環境を地域の方々と作っていきたいと思っていますので、ぜひ白峰に足を運んでください。

美希さん:白峰は他の地域から遠い田舎に見えると思いますが、実際に訪れてわかる魅力や、住んでわかる居心地の良さがたくさんあるのでおすすめです。

写真:二人で話す様子

(取材日:2025年5月9日)

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