白山手取川ジオパークについて

ページ番号1003502  更新日 2024年5月14日

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写真:白山眺望

写真:百万貫の岩

写真:手取渓谷

写真:姥ヶ滝


白山から手取川河口にかけての一帯には、海抜0mから2,700mに至る起伏に富んだ地形が広がっています。そこには長期的な大地の活動、自然と人間との関わりを示す素材が多数存在し、すぐれた自然遺産・文化遺産の宝庫となっています。
白山市では、こうした地域資源を再評価し、気候、風土、歴史、民俗、動物、植物などを「ジオ(大地・地球)」という大きな視点で関連させ、保全しながら教育や地域振興に活用しジオパーク活動を推進しています。
「白山手取川ジオパーク」は、2011年9月5日に日本ジオパークに、2023年5月24日ユネスコ世界ジオパークに認定されました。

ロゴマーク・キャラクターについて

イラスト:白山手取川ジオパークロゴマーク

白山手取川ジオパークのロゴマークは、「手」の字をモチーフとして白山手取川の風景をイメージし、白山と自然豊かな緑の大地がデザインされています。


イラスト:白山手取川ジオパークイメージキャラクターゆきママとしずくちゃん

イメージキャラクターの「ゆきママとしずくちゃん」は、白山をイメージした帽子にあさがおの花。白山の雪でできた「ゆきママ」が背中のリュックに雪解け水の「しずく」を背負い、白山手取川ジオパーク内を一緒に旅しています。一人でも多くの人に故郷の素晴らしさを知ってもらいたいと思っている仲良し親子です。

大地を学び、楽しみ、活かす「ジオパーク」

ジオパークとは、ジオ(大地・地球)とパーク(公園)を組み合わせた造語で、科学的に見て、特別に重要で貴重、もしくは美しい地質や地形を含む自然公園の一種です。2004年より国際連合教育科学文化機関[ユネスコ]が支援するプログラムとして始まり、2015年11月にユネスコの正式プログラムとなりました。
大地の成り立ちとその大地の上に生きる人間や生き物の営み(歴史・産業、自然災害への防御など)を、総合的に教育や地域振興に活かすことを目指しています。

世界ジオパークと日本ジオパーク

地図:世界ジオパーク10地域、日本ジオパーク46地域

現在、ユネスコ世界ジオパークはヨーロッパや中国を中心に48ヶ国195地域あり、日本国内では白山手取川地域を含め10地域が認定されています。また、国内には、先の10地域を含めた46地域がジオパークとして活動しています(2023年5月25日現在)。

世界遺産と世界ジオパーク

世界遺産が、主に保護を目的とするのに対し、世界ジオパークは保護と活用の両方を重視します。
「資源そのもの」だけではなく、そこで行われている「活動」が評価される点も、大きく異なります。

白山手取川ジオパークの資源

市内全域をジオパークとし、科学的に価値のある大地の遺産等を基盤に、そこに関係する様々な動植物、文化、歴史、産業などが見どころとなっています。

写真:桑島化石壁

2億数千万年前から現在に至る時代の変化を刻んだ地層・岩体
【白山、桑島化石壁など】


写真:扇状地

水の流れによって形成された峡谷や扇状地などの多彩な地形
【手取峡谷、手取川扇状地など】


写真:美川湧水

白山がもたらす温泉や湧水などの恵み
【白山ろく温泉群、美川湧水群など】


写真:白山比め神社

多種多様な自然から育まれた多彩な文化・歴史
【白山比め神社、鳥越城跡など】


その他に、日本の地質百選に選ばれている百万貫の岩や、白山の高山植物、手取川七ヶ用水、各地の巨木、醸造なども、魅力的な資源です。

ジオパーク認定の効果

生涯教育の中で活用することで、郷土の魅力を再認識するきっかけとなり、郷土愛・一体感の醸成に結びついています。
また、国内外へ白山市の魅力を発信することで、地域イメージの向上につながるとともに、大地を楽しみ学ぶ旅(ジオツアー)等を通じて来訪者が増加し、地域活性化につながります。

取り組み

官民連携の協議会が中心となって、白山手取川ジオパークの価値や面白さを紹介するガイドを養成するほか、ジオツアーなどの企画実施、ガイドブック作成、案内看板等の整備などを進めており、地域内外のみなさまと共同で活動を推進しています。

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このページに関するお問い合わせ

観光文化スポーツ部ジオパーク・エコパーク推進課
〒924-8688 白山市倉光二丁目1番地
電話:076-274-9564 ファクス:076-274-9546
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