白峰伝統的建造物群保存地区(しらみねでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)
白峰集落は、霊峰白山の麓に位置し、手取川左岸の河岸段丘の限られた空間に形成された集落で、日本屈指の豪雪地という厳しい自然環境の中から独特の文化を生み出してきました。街の中心にある旧山岸家は、江戸時代前期から白山麓18ヶ村の取次を代々務め、旧山岸家のような土壁が特徴的な家屋は、この集落の全域に展開しており、これらの建造物群は、平成24年(2012年)に国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。山間地と思えない町場のような集落であり、日本の山村集落の中でも稀少な存在です。
- 所在地
- 白山市白峰
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