新型コロナウイルスの感染が拡大する中、災害が発生し、避難所を開設した場合には、感染症対策に万全を期することが重要です。
大勢の避難者が避難所へ避難した場合、密集した環境下での集団生活を送ることになり、感染症のリスクが高くなります。
新型コロナウイルスの感染症が終息するまでに避難所を開設した場合、以下の対策にご理解・ご協力をお願いします。
知っておくべき5つのポイント(PDF)【内閣府(防災担当)・消防庁】
避難所へ行く前に
まずは、自宅での安全確保が可能かどうか、自宅の災害リスクを確認しましょう。
また、指定された避難所へ行くことだけが避難ではありません。
避難先として、親族や友人宅へ避難することも検討してください。
避難所へ避難する方が多いほど、感染のリスクが高くなります。
本当に避難が必要な方を避難所で受け入れられるよう、ご配慮をお願いします。
白山市総合防災マップ 2019年度版
自宅での安全確保が困難な場合は、迷わず避難しましょう。
避難所での衛生環境の確保
(1)手洗い、咳エチケットなどの基本的な感染症対策の徹底
避難所では手洗いや咳エチケットなどの感染症対策を徹底しましょう。
避難所の備蓄品には限りがあります。2~3日分の水や食料のほか、マスクや消毒液、体温計は、できる限り各自で持参してください。
(2)十分な換気の実施、スペースの確保
避難所内は十分な換気を実施し、避難者同士が近づきすぎないよう、1人当たりのスペースを通常より広く確保します。
暑さ・寒さの対策が必要になる場合がありますので、各自で温度調整ができるよう努めましょう。
避難所内が過密になることを防ぐため、他の避難所への避難をお願いする場合がありますので、ご了承ください。
(3)発熱や咳などの症状が出た方専用のスペース
発熱や咳などの症状が出た方は、できる限り専用のスペースを確保し、他の避難者と接触しないよう努めます。
避難所内での行動範囲を制限する場合がありますので、ご協力をお願いします。