新種化石01「桑島化石壁産出のは虫類化石に学名がつきました」

ページ番号1002509  更新日 2022年2月8日

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2006年11月16日発行の英国古生物学会誌「Palaeontology」(パレオントロジー/「古生物学」という意味)に論文が掲載され、Kaganaias hakusanensis(カガナイアス・ハクサンエンシス)の学名がつきました。

学名:Kaganaias hakusanensis
名前の構成:新属名(Kaganaias属)+新種名(hakusanensis)
意味「加賀の水の妖精、白山にすまう」
「Kaga」(カガ)は「加賀」、「naias」(ナイアス)は「水の妖精」の意味
「hakusan」(ハクサン)は「白山」、「ensis」(エンシス)は「地名の接尾辞」

写真:Kaganaias hakusanensis(カガナイアス・ハクサンエンシス)

発見からの経緯

今回新種として確認された化石は、2001年5月に桑島化石壁の岩石中から発見されました。のべ数十時間のクリーニング作業の末、胴体から尻尾の付け根までの約15センチメートルの部分と、太ももの骨などを背中側から確認することができました。
その後、テキサス大学でCTスキャンを行い調べてみたところ、骨盤や背骨の腹側の特徴を確認することができました。これらのデータから、この標本が新種のドリコサウルス類であることが判明しました(2004年7月2日に記者発表)。
そして、新種の根拠と新種名を提唱する論文が2006年11月16日発行のパレオントロジー誌に掲載され、新種の学名"カガナイアス・ハクサンエンシス"が国際的に公表されました。

ドリコサウルス類

白亜紀後期(約1億年前から6500万年前)ヨーロッパの海に生息していた海生は虫類で、胴体が著しく長くなり、手足が退化しています。モササウルス類(海トカゲ竜)に近縁で、ヘビへの一歩手前の進化段階を示すは虫類かもしれないという説もあります。

桑島化石壁産出のものは、ドリコサウルス類の化石では世界最古であり、またヨーロッパ以外及び海の地層以外からは初めての産出となります。

問い合わせ

白峰化石調査センター(白山恐竜パーク白峰内)
〒920-2502石川県白山市桑島4-99-1
電話:076-259-2724 ファクス:076-259-2335
Eメール:h-kaseki@city.hakusan.lg.jp

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