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移住者の声Vol.5 内藤 広宣さん、内藤 紀子さん

お問い合わせ
部署名: 定住支援課電話番号: 076-274-9568FAX番号: 076-274-9518E-mail: teiju@city.hakusan.lg.jp
 

 
関東から白山ろくへ。
豊かな自然に囲まれながら、
日々ガラスと向き合う。
 

 

 
        内藤 広宣(ないとう・ひろのぶ)さん 東京都出身       
        内藤 紀子(ないとう・  のりこ)さん 神奈川県出身
 
 
      1990年 広宣さん:東京ガラス工芸研究所を卒業後、能登島のガラス

            工房に入社。

      1991年 紀子さん:武蔵野美術短大卒業後に、講座生として同ガラス

            工房に入る。二人が出会う。

      1993年 ガラス工房を退社し、白山市(旧吉野谷村)に移住して結婚。

            吉野工芸の里に『ガラス工房 蕾』をオープン。以降、創

            活動の傍ら、国内外の様々な展覧会へ出品し入賞を果た

            す。

            また、工房ではガラス工芸の教室も開催しているほか、

            地元小学校の子どもたちの卒業制作にも携わる。

        ガラス工房 蕾HP(外部リンク)
 
 
 
 ガラス工芸の道に進もうと思ったきっかけは?
広宣さん(以下、広):10代後半か20代前半の頃、都内のデパートで開催されていた

MARK PEISER(マーク・パイザー。アメリカのガラス工芸作家)のガラス展を見

て、外から見るガラスの形や塊の中の形が面白いなと…。ガラスの色と形に心惹か

れたんです。

子さん(以下、紀):短大の頃は絵の勉強をしていたんですけど、だんだんと立体

をやってみたいと思うようになっていました。当時は手作りのガラスの器などが出始

めた頃だったと思いますが、何かで「吹きガラス」という存在を知って、触れてみた

いと思ったのがきっかけです。
 
 
 能登島のガラス工房に入ろうと思ったのは?
広:僕が学んでいた「東京ガラス工芸研究所」の由水常雄先生に、能登島で一緒に

   仕事をしないかと誘っていただいたのがきっかけです。

紀:当時は研修を受け入れてくれるガラス工房が少ない状況でしたが、たまたま雑

   誌で能登島のガラス工房が受入れをしていることを見つけて、すぐに電話し

   て…って感じでした。
 
 
 工房を白山市で開く決め手になったのは?
広:独立する場所を二人で探していたところ、こういう場所(吉野工芸の里)がある

  ということ
を知りました。しばらくして立ち寄ってみたところ、景色がすごく

  良かったので
…。 吹きガラスって、観光産業と結びつき易いという思いがあり

  ます。なので、こなら観光にもいいところだなぁと思ったので決めました。
 


取材でお伺いした日は、工房「蕾」の前に木蓮の蕾が
 
 
 実際に住んでみて(工房を構えて)の感想は?
紀:正直、工房のほうは順調というわけにはいきませんでした。いろいろ苦労もあり

   ましたし…。でも地元のおばあちゃんたちが、なんやかんやと声を掛けてくれた

   り、野
菜を分けてくれたりと優しくて。周りの方に助けてもらいながら、少しず

  つ地域に溶け込んでいくことができました。特に子どもが産まれてからは、子ど

  もを通じた
お友達(ママ友)もできました。

   あと、一番下の息子が高校生なんですけど、通学費用を一部補助してもら

  える制度があるので助かっています。
 


白山ろく地域(河内・吉野谷・鳥越・尾口・白峰)に住む高校生の保護者に、
通学費等の一部を補助をしています!→白山ろく地域高等学校等通学費助成制度
 
 

工房の中

工房の中
           工房にある窯の説明をしてくださる紀子さん
 
 
 お休みの日は何をされていますか?
広:趣味が仕事なので…ほとんど休みはありませんが、強いて言えばダラダラして

   います(笑)。でも、何をしていても、常に頭の中のどこかにはガラスのことが

   ありますし、いったん窯に火を入れれば、サラリーマンのようなオン・オフの

   切り替えはありません。

紀:借りてきたDVDを観るくらいかな。ごくたまには、子どもと一緒に映画やランチ

   に行ったりもしますけど…。あ、冬場ならスキーに行くこともありますね。
 
 
 白山市の好きなもの・ことを教えてください。
広:食べ物ですね。地元の採れたての野菜が本当に美味しいです。お米も美味し

   い
ですよ。

紀:中宮地区から眺める川の風景が本当に綺麗で好きですね。癒されます。食べ

   物
だったら、白峰地区にあるお店の「トチシュー(栃の実を使ったシュークリー

   ム)」が好
き。あと美味しいお豆腐や油揚げも多いですよね。息子の同級生に

   豆腐屋さんの息
子さんがいるので、クロスカントリースキー大会の応援のときに

   その豆腐屋さんに寄り道して、油揚げを買ったりすることもあります(笑)
 

 
 白山市の自然や文化は作品作りに影響を与えていますか?

広:う~ん。移住してからすでに20年以上になるので、あまり感じませんが、多分少

   ずつ作品に表れているのだろうとは思います。

紀:あると思いますよ。時に作品制作に煮詰まることもあるんですが、そんな時、畑

   の草むしりをして無心になったり、ふらっと散歩に出て、花の蕾を見つけて、春

   が近
づいているな~と待ち遠しく思ったり。そういった、ここで季節の移り変わ

   りを感じることが、作品作りにいい影響を与えていると思います。
 
 
 
 

普段使いできそうな器や可愛らしいペーパーウェイトなど、さまざまな作品を制作されています
 
 
 現在の活動、今後の目標について教えてください。
広:日本のクラフトデザインの中心的な展覧会である「日本クラフト展」に出品して

   います。あとは、デパートなどでも展示会を積極的に開催したいと思っていま

   す。僕のものづくりのコンセプトは「制作過程に責任のある、ものづくり」なん

   です。長く使ってもらえるにはどうすればいいのかを模索しながら、今後も作品

   を作り続けていきたいです。あ、「責任のある~」と言っても、絶対に割れない

   ということではありませんよ(笑)

紀:これまで、作品は直に見て触ってほしいと思っていたので、ネット販売には躊躇

   していました。でも、同業の仲間の勧めもあって、つい最近始めたところ、遠い

   九州などからも注文が舞い込んで…こちらが危惧していた質感だとか色だとかっ

   ていう問題は杞憂に終わりました。これからはネット販売の充実など、販路を拡

   大していけたらいいなと思っています。でももちろん、実際にこの「吉野工芸の

   里」や工房に足を運んでいただいて、買っていただくのが一番嬉しいです。

   あと、3人の息子のうち誰でもいいので、将来この工房を継いでくれたら嬉しい

   かな。ガラス以外の工房としてでもいいので…。でもまあ、本人たちの好きな道

   に進むのが一番なので強制はしませんけどね。
 
 
息子さんとご夫妻
      吉野工芸の里にある文化交流サロン「鶉荘(うずらそう)」で息子さんと
 
  内藤さんご夫妻の作品はハンドメイドサイト「Creema」「minne」「iichi」
    で購入可能です。

(取材日:2017.3.15)

 
Vol.6 山田浩太郎さんのインタビューを読む

 
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